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第3回架け橋大賞 結果発表
第一次書類選考で残った8団体について、有識者(7名;医師、薬剤師、看護師、MSW、社労士、企業人事、衛生学研究者)とがん患者さん(4名)で、利益相反の開示を行ったうえで、当日のプレゼンテーションの内容、持参資料に関して公正な審査を行いました。評価のポイントは、PDCAサイクルを回しているか、Vision/Missionが明確か、独創性、社会への波及効果、患者さんの視点に立っているかなどです。以下、受賞した3団体とその受賞理由を発表します。
最優秀賞
アフラック生命保険株式会社
【授賞理由】
- 社員用にポータルサイトを立ち上げ、予防から罹患後の両立支援までの様々ながんのステージに対応している
- がんサバイバー社員がAll Ribbonsというコミュニティーを作りピアサポート(相談に乗るしくみ)と啓発活動をしている。
- 病気療養のための休暇制度(リボンズ休暇と称して無制限)の充実
- 生命保険会社の名にふさわしい「生きるを創る」精神
病院部門賞
地方独立行政法人 長野市民病院
【授賞理由】
- 両立支援スーパーバイザーが、企業向けの講座を開始後、更なる進化のために出前講座を実施するに至るというPDCAサイクルを廻している
- 疾患の認知が困難な企業を啓発するのが、病院の任務であるという強い使命感
- 診断から継続して仕事やお金のことを支援しているため、障害年金申請にも積極的
企業部門賞
ライフネット生命保険株式会社
【授賞理由】
- ナイチンゲールファンド;病気休暇の見直しを図り、未使用分の休暇を積み立て、がんに罹患した他の職員が使え、復帰後も応援金上乗せ支給などの制度開発を行っている
- がんアライ部アワード;両立支援をする他社人事部を表彰する制度
- 開発商品と類似したネーミング(ライフ→来風、alive→アライ部など)のユニークさ
明日の架け橋賞
<企業>ライオン株式会社、日鉄住金物流君津株式会社、株式会社東京個別指導学院
<病院>国立国際医療研究センター病院、あけぼの診療所